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「古くなったウッドデッキ、そろそろ解体したいけど、どうすればいいんだろう…」
「解体費用ってどれくらいかかるの?自分でできるもの?」
長年楽しませてくれたウッドデッキも、時間が経つと腐食や害虫被害で危険な状態になることがあります。いざ解体を考え始めても、費用や方法がわからず、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなお悩みを持つあなたのために、ウッドデッキの解体に関する全ての情報を網羅的に解説します。
- 解体にかかる費用のリアルな相場
- 「自分でDIY」と「業者に依頼」のメリット・デメリット比較
- 失敗しない業者の選び方と費用を安くするコツ
- DIYで解体するための具体的な手順と注意点
この記事を最後まで読めば、あなたの状況に最適なウッドデッキの解体方法がわかり、安心して計画を進められるようになります。
【相場】ウッドデッキの解体・撤去にかかる費用は?
ウッドデッキの解体・撤去費用は、1㎡あたり約3,000円~8,000円が相場です。ただし、これはあくまで目安であり、ウッドデッキの広さや素材、構造によって費用は大きく変動します。
まずは、費用の内訳や具体的な相場観を掴んでいきましょう。
ウッドデッキ解体費用の内訳
業者に依頼した場合の見積もりは、主に以下の項目で構成されています。何にいくらかかっているのかを理解することが、適正価格を見極める第一歩です。
- 解体作業費
ウッドデッキを解体する職人さんの人件費です。作業員の人数や作業日数によって変動します。 - 廃材処分費
解体で出た木材やコンクリートなどを処分するための費用です。廃材の量や種類によって変わります。 - 運搬費
廃材を処分場まで運ぶためのトラック代やガソリン代です。現場と処分場の距離によって変動します。 - 諸経費
現場管理費や事務手数料など、上記以外の経費です。業者によって項目名や比率は異なります。 - 付帯工事費(オプション)
基礎の撤去や整地、フェンスやパーゴラ(藤棚)など、ウッドデッキ本体以外の構造物を解体する場合に発生する追加費用です。
広さ・素材別の費用相場
ウッドデッキの解体費用は、広さが大きいほど、また頑丈な素材であるほど高くなる傾向があります。
広さ(面積) | 費用相場(総額) |
---|---|
5㎡(約3畳) | 20,000円~50,000円 |
10㎡(約6畳) | 40,000円~100,000円 |
20㎡(約12畳) | 80,000円~200,000円 |
また、素材によっても単価が変わります。
- 天然木(ソフトウッド)
比較的柔らかく解体しやすいため、費用は安めになる傾向があります。 - 天然木(ハードウッド)
非常に硬く頑丈なため、解体に手間がかかり、費用は高くなることがあります。 - 人工木(樹脂木)
素材自体は加工しやすいですが、中にアルミの芯材が入っている場合などは分別に手間がかかり、費用が少し高くなることがあります。
費用が高くなるケース
以下のようなケースでは、基本料金に加えて追加費用が発生し、総額が高くなる可能性があります。見積もりを取る際に、ご自宅の状況を正確に伝えることが重要です。
- 基礎がコンクリートで固められている
束石(基礎石)が地面に置かれているだけでなく、コンクリートで根元が固められている場合は、ハツリ作業(コンクリートを砕く作業)が必要になり、追加費用がかかります。 - 重機やトラックが入れない
住宅密集地や狭い通路の奥にウッドデッキがあり、重機やトラックが横付けできない場合、手作業での解体や廃材の運び出しになるため、人件費が余分にかかります。 - フェンスや階段、屋根(パーゴラ)が付いている
ウッドデッキ本体だけでなく、付随する設備も一緒に解体する場合は、その分解体面積が増え、費用が加算されます。 - 解体後の整地や砂利敷きを依頼する
解体して終わりではなく、その後の土地を綺麗に整地したり、砂利を敷いたり、コンクリートを打ったりする作業を依頼すると、別途費用が発生します。
【徹底比較】ウッドデッキ解体は自分でDIY?それとも業者に依頼?
費用を把握したところで、次に悩むのが「自分で解体するか、業者に頼むか」という点でしょう。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身に合った方法を見極めましょう。
DIY vs 業者依頼 比較表
比較項目 | DIY(自分で解体) | 業者に依頼 |
---|---|---|
費用 | ◎ 安い(工具代・処分費のみ) | △ 高い(人件費・経費がかかる) |
時間・労力 | × かかる(数日~) | ◎ かからない(半日~1日程度) |
安全性 | △ 危険(ケガ・事故のリスク) | ◎ 安全(プロが作業) |
仕上がり | △ ムラが出やすい | ◎ 綺麗(整地まで依頼可能) |
廃材処分 | × 手間(分別・運搬が必要) | ◎ おまかせできる |
【診断】あなたはどっち?DIYが向いている人・業者依頼が向いている人
どちらの方法が良いか迷ったら、以下の項目をチェックしてみてください。
DIYが向いている人
- とにかく費用を安く抑えたい
- DIYや日曜大工の経験が豊富で、工具の扱いに慣れている
- 体力に自信があり、時間に余裕がある
- 解体するウッドデッキが比較的小さく、構造が単純
- 廃材の分別や処分方法を自分で調べ、実行できる
業者依頼が向いている人
- 安全かつ確実に解体を終えたい
- 仕事や家事で忙しく、解体に時間をかけられない
- 体力に自信がない、またはケガのリスクを避けたい
- ウッドデッキが広い、構造が複雑、腐食が激しい
- 廃材の処分まで全て任せたい
- 解体後の土地の活用(整地など)も考えている
DIYで解体するメリット・デメリット
メリット
最大のメリットは費用を大幅に節約できることです。業者に支払う人件費や経費がかからず、必要なのは工具代(レンタルも可)と廃材の処分費用のみです。また、自分の手でやり遂げたという達成感も得られるでしょう。
デメリット
時間と労力が非常にかかる点が最大のデメリットです。慣れない作業で数日を要することも珍しくありません。また、釘の踏み抜きや工具でのケガ、高所からの落下など、常に事故のリスクが伴います。さらに、解体で出た大量の木材を自分で分別し、自治体のルールに従って正しく処分する手間も発生します。
業者に依頼するメリット・デメリット
メリット
安全・スピーディー・確実である点が最大のメリットです。プロが専門の道具を使って作業するため、半日~1日程度で解体が完了します。ケガの心配もなく、面倒な廃材の処分も全て任せられます。解体後の整地まで依頼すれば、次の土地活用もスムーズに進められます。
デメリット
当然ながら、DIYに比べて費用がかかります。人件費や運搬費、諸経費などが上乗せされるため、数万円~十数万円の出費は覚悟する必要があります。また、業者選びを間違えると、高額請求や作業トラブルに巻き込まれるリスクもあります。
【業者依頼編】失敗しない!ウッドデッキ解体業者の選び方と費用を安くするコツ
業者に依頼すると決めたら、次は「どこに頼むか」が重要になります。信頼できる業者を選び、費用を賢く抑えるためのポイントを解説します。
ウッドデッキの解体はどこに頼む?依頼先と特徴
ウッドデッキの解体を依頼できる業者はいくつかあり、それぞれに特徴があります。
- 解体専門業者
建物の解体を専門としているため、ウッドデッキのような小規模な工作物の解体も得意です。スピーディーで安全な作業が期待できますが、小規模すぎると対応してくれない場合もあります。 - 外構・エクステリア業者
庭周りの工事を専門とする業者です。ウッドデッキの設置も解体も手掛けており、解体後の再設置や別の活用法(タイル貼り、砂利敷きなど)まで一貫して相談できるのが強みです。 - 工務店・リフォーム会社
家の建築やリフォーム全般を請け負っています。家のリフォームと一緒に依頼する場合に適しています。解体作業は下請けの業者に依頼することが多いです。 - 便利屋・なんでも屋
比較的小規模なウッドデッキであれば、便利屋に依頼するのも一つの手です。費用が安めな場合がありますが、専門性に欠けるため、複雑な構造や基礎の撤去には対応できないこともあります。 - マッチングサイト(くらしのマーケットなど)
地域の業者とユーザーを繋ぐオンラインサービスです。料金や口コミを比較しながら業者を選べるため、手軽に相見積もりが取れます。個人の職人が登録していることも多く、比較的安価に依頼できる可能性があります。
信頼できる業者の見極め方 5つのチェックポイント
悪徳業者を避け、安心して任せられる業者を選ぶために、以下の5つの点を必ず確認しましょう。
- 見積書の内訳が詳細で明確か
「一式〇〇円」といった大雑把な見積もりではなく、「作業費」「処分費」「運搬費」など、項目ごとに金額が記載されているかを確認します。不明な点は必ず質問しましょう。 - 建設業許可や解体工事業登録があるか
一定規模以上の解体工事には許可や登録が必要です。許可証の有無は、業者の信頼性を測る一つの指標になります。(参考:国土交通省) - 損害賠償責任保険に加入しているか
万が一、作業中に隣家を傷つけたり、通行人にケガをさせたりした場合に備え、保険に加入している業者を選ぶと安心です。 - 実績が豊富で、口コミや評判が良いか
業者のホームページで過去の施工事例を確認したり、Googleマップや比較サイトで口コミをチェックしたりして、実際の利用者の声を確認しましょう。 - 担当者の対応が丁寧で、質問に誠実に答えてくれるか
見積もり時の対応は、その会社の姿勢を反映します。こちらの不安や疑問に寄り添い、親身に相談に乗ってくれる業者を選びましょう。
解体費用を安く抑える3つのコツ
少しでも費用を抑えたいなら、以下の3つのコツを実践してみてください。
- 必ず複数の業者から相見積もりを取る
最も重要で効果的な方法です。1社だけの見積もりでは、その金額が適正か判断できません。最低でも3社から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討しましょう。これにより、地域の相場観がわかり、不当な高額請求を防ぐことができます。 - 自分でできることはやっておく
ウッドデッキの上の植木鉢やテーブルなどを事前に片付けておくだけでも、業者の手間が省け、わずかですが費用を安くできる可能性があります。 - 解体の時期を調整する
引越しシーズンである3月~4月や、年末は業者が繁忙期に入り、料金が高めに設定されることがあります。可能であれば、これらの時期を避けて依頼すると良いでしょう。
【DIY編】自分でできる!ウッドデッキの解体方法と手順
「やっぱり自分でやってみたい!」という方のために、DIYでの解体手順を解説します。安全対策を万全にして、無理のない範囲で進めてください。
安全第一!解体前に準備するもの
必要な服装
- 長袖・長ズボン
木材のささくれや釘から肌を守ります。 - 安全靴(または厚底の靴)
釘の踏み抜きや、重量物の落下から足を守ります。 - 厚手の軍手・作業用グローブ
手のケガを防ぎます。 - 保護メガネ・ゴーグル
木くずや破片が目に入るのを防ぎます。 - ヘルメット
万が一の落下物から頭部を守ります。
必要な道具・工具
- バール
釘を抜いたり、板を剥がしたりするのに必須の道具です。長さの違うものを2本用意すると便利です。 - 電動ノコギリ(丸ノコやレシプロソー)
長い木材を切断し、運びやすくするために使用します。手ノコギリでも可能ですが、非常に時間がかかります。 - インパクトドライバー
ビス(ネジ)で固定されているウッドデッキの場合、効率的にビスを外すために必須です。 - ハンマー(金槌)
バールを打ち込んだり、釘を叩いたりするのに使います。 - 脚立
高い場所の作業や、ウッドデッキの下に潜る際に使用します。
ウッドデッキの解体手順
ウッドデッキは基本的に、取り付けた時と逆の順番で解体していきます。上から下へ、外側から内側へと進めるのが基本です。
- ステップ1:フェンスや手すりを撤去する
まず、ウッドデッキの周りにあるフェンスや手すりから取り外します。ビスで固定されている場合はインパクトドライバーで、釘の場合はバールを使って外しましょう。 - ステップ2:床板を剥がす
次に、歩く部分である床板を一枚ずつ剥がしていきます。ビスを抜き、バールを板の隙間に差し込んで「てこの原理」で持ち上げると剥がしやすいです。長い板は、電動ノコギリで運びやすい長さにカットしながら進めると効率的です。 - ステップ3:根太(ねだ)・大引(おおびき)を解体する
床板を支えていた細い角材が「根太」、その根太を支えていた太い角材が「大引」です。これらも同様に、固定されているビスや釘を外し、解体していきます。 - ステップ4:束柱(つかばしら)・束石(つかいし)を撤去する
最後に、大引を支えていた垂直の柱である「束柱」を解体します。束柱の下にある基礎「束石」は、地面に置かれているだけなら持ち上げて撤去できます。コンクリートで固定されている場合は、DIYでの撤去は困難なため、無理せず専門業者に相談しましょう。
解体した木材・廃材の処分方法
解体で出た木材は、産業廃棄物として扱われることが多く、一般の家庭ごみとして出せない場合があります。処分のルールは自治体によって大きく異なるため、必ずお住まいの市区町村の役所や清掃センターに確認してください。
主な処分方法は以下の通りです。
- 自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)に自分で持ち込む
多くの自治体では、事前に連絡すれば個人でも直接持ち込みが可能です。重量に応じて処理手数料がかかります。 - 一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼する
自分で運搬できない場合は、自治体の許可を得た業者に収集を依頼します。 - 少量であれば粗大ごみや可燃ごみとして出す
自治体によっては、規定の長さにカットし、少量であれば粗大ごみや可燃ごみとして出せる場合があります。ただし、釘は必ず抜いておくなど、細かいルールが定められています。
防腐剤や塗料が塗られた木材は、産業廃棄物扱いになる可能性が高いため、自己判断で燃えるごみに出すのは絶対にやめましょう。
ウッドデッキ解体後のよくある質問(Q&A)
Q1. 解体した後のスペースはどうすればいい?
ウッドデッキをなくした後のスペース活用法は様々です。代表的な例をいくつかご紹介します。
- 砂利を敷く
最も手軽でコストを抑えられる方法です。防草シートを下に敷くことで、雑草対策にもなります。 - コンクリートやタイルで固める
手入れが楽で、バーベキュースペースや物干し場として活用できます。初期費用はかかりますが、耐久性が高いのが魅力です。 - 芝生を張る
お子様やペットの遊び場として最適です。見た目も美しくなりますが、定期的な芝刈りなどのメンテナンスが必要です。 - 新しいウッドデッキを設置する
メンテナンスが楽な人工木のウッドデッキに作り替えるのも良い選択です。
Q2. 解体したらシロアリがいた!どうすればいい?
すぐに専門の害虫駆除業者に相談してください。ウッドデッキだけでなく、母屋の土台にまで被害が及んでいる可能性があります。放置すると家の耐久性に深刻な影響を与えるため、自己判断で殺虫剤を撒いたりせず、プロによる徹底的な調査と駆除を依頼することが重要です。
Q3. 基礎のコンクリート(束石)はどうすればいい?
束石の処理は、その固定方法によって異なります。
- 地面に置かれているだけの場合
自分で掘り起こして撤去することも可能です。ただし、非常に重いため、腰を痛めないよう注意が必要です。撤去した束石は、自治体のルールに従って処分します。 - コンクリートで固められている場合
DIYでの撤去は非常に困難で危険です。ハンマーで砕くのは重労働なうえ、騒音も発生します。この場合は、無理せず解体業者や外構業者に撤去を依頼しましょう。
まとめ:ウッドデッキの解体は状況に合わせて最適な方法を選ぼう
今回は、ウッドデッキの解体について、費用相場からDIYの手順、業者の選び方まで詳しく解説しました。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 解体費用の相場
1㎡あたり約3,000円~8,000円が目安。広さや構造、基礎の状態で変動する。 - DIYか業者か
費用を最優先するならDIYも可能だが、安全性・時間・手間を考慮すると業者依頼がおすすめ。 - 業者選びのポイント
必ず3社以上から相見積もりを取り、見積もりの内容や担当者の対応を比較検討する。 - DIYの注意点
安全対策を徹底し、無理はしないこと。廃材の処分は自治体のルールを必ず確認する。
老朽化したウッドデッキは、見た目が悪いだけでなく、思わぬ事故につながる危険性もはらんでいます。この記事を参考に、ご自身の予算や時間、労力などを総合的に判断し、最適な方法で安全に解体を進めてください。すっきりとしたお庭で、新たな快適空間を手に入れましょう。
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